大阪のイタリアにあるマルケで、心が和らぐごはん⚐オステリア ラ チチェルキア(肥後橋, 大阪)
大阪の京町堀(四つ橋線本町駅と肥後橋駅の間)、それはディープなイタリアゾーン。
私にとっては、大学の頃からすこーしずつ足を踏み入れて、飲食の面白さを学んだ大事なお店があるところなのです。
その大阪のイタリアにある
イタリア・マルケ料理専門店です。
初訪問は、まだ学生の頃に年上のともだちと。それから実に3年ぶり、2度目のチチェルキア。
2018年12月26日
行きたい行きたいといいつつ行ってなかったのは、ひとりでは行きたくなかったから(なぜならひとりだと色々食べられないからさ)。
窓に手書きで書かれたメニューをみながら、まずは
⃟スパークリング
(↑品種はヴェルディッキオ。ミネラル感がっちりでちょっとセロリっぽい)
と…
⃟肉詰めオリーブのフリット (¥600)
これ、絶対食べたかった。
最初に来た時、ともだちのいちおしで食べてみたら、それはそれは美味しかったのだ。
私その時まで、オリーブってもっとえぐみがあってやけに油っぽくて美味しくないもんだと思っていたから、びっくりしたの覚えてる。
私それ以来オリーブ食べられるようになったもん。
ほんのり塩味のオリーブ、中に詰まったお肉の旨味。何個でも食べられそうに軽くて、これは最高のおつまみ。
⃟チチェルキアと野菜のミネストローネ
秋冬のメニューかな?
チチェルキアとは
店名にもなってる、マルケ州特産の豆
のこと。
トマトじゃないミネストローネ。豆からも野菜からも出汁が出てて沁みる。
⃟白ワイン
またもや品種はヴェルディッキオ、だけどこっちはコクありタイプ。
それがめちゃくちゃ合う
⃟水牛リコッタとほうれん草のラビオリ セージバターソース (¥1,300)
パスタは自家製。
リコッタチーズ自体はあっさりだけど、バターソースと合わさって、なめらかクリーミーでもしつこくない。
このセージバターソースが
最後は
⃟赤ワイン
と
⃟牛ミートボールのトマトソース (¥600)
味濃そうに見えるのに、全然そんなことない。
トマトのフレッシュさと牛ひき肉のジューシーさ、案外あっさり。ぺろっといけます。
この時はこれにて終了。
(そういえばふたりして絶不調な日だった…風邪の引き始めの熱上がり真っ只中な人と、壮大な歯の矯正に苦しめられる人と)
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それ以来なかなか予約のタイミング合わなくて、半年後ようやくの再訪。
2019年6月15日
メニュー、ちょっと変わったかな??
とりあえず白&スパークリングからの、最初は絶対これ!!
⃟オリーブの肉詰めフリット (¥600)
(もう言うことなし。ほんとに美味しい)
⃟ロゼ
良い色〜!
色味に比例して味も濃ゆい。よってお肉にも対応可。
⃟スペルト小麦のサラダ (¥600)
スペルト小麦=古代小麦で、
各デンプン中の違ったレベルの蛋白質のため、デンプンの分解が普通小麦に比べてよりゆっくりと行われることが期待される。つまり、低グリ コーゲンであり、また糖尿病患者や変動血糖値の人に対して良いと云われている。
参考サイト → スペルト小麦って? :[スペルト小麦の教科書]
☝︎血糖値、上がりにくいよ。
⚠︎小麦アレルギーは発症しにくいが、グルテンは含む。
と、まあ、身体に良さげな穀物なんですが。それはさておき、大粒の麦がぷちっとはじける食感がいいのと、風味も豊かで、しっかり効いたバルサミコ酢との相乗効果。
細切れのズッキーニやにんじんも食感のバラエティをゆたかにしてる。
⃟鶏と豚のガランティーナ (¥900)
ハムみたいなテリーヌみたいな。
たまごが入った断面がすでに美味しい(こういうのって持ち上げる時たまごが脱走する、よね…)
⃟ズッキーニとパルミジャーノのタリアテッレ (¥1,300)
これもパスタは自家製。
塊のパルミジャーノを卸し金で削ってもらいます。雪みたいに積もっていくの見てるだけで、ワインが進む進む。
白ワイン、前回とおなじやつ。これ、濃すぎないチーズ料理にはベストな重さとコク。
そしてズッキーニの美味しいこと。薄切りにされてるから、とろける(歯ごたえ残ってる厚切りバージョンも好きだけど)。
加熱したナス科ウリ科のお野菜と、チーズの組み合わせ最高!!!
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⚐オステリア ラ チチェルキア
06-6441-0731
open 18:00~24:00(LO) / 日曜日 14:00~23:00(LO)
close 火曜日
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𖠌ほぼ日更新中𖠌
𖠌現在のくいしんぼう度𖠌