カタヨリガチ

心地よさを味わうのだ

⚐un falo(兵庫, 芦屋) 薪で焼くさかなのあぶらは最高

すこし暖かくなった2月の土曜日、芦屋にあるこちらのお店にて。

ちょっぴり贅沢なバースデーランチをいただきました。

 

un falo (アンファロ)

 

私は京都のcenci(チェンチ)の雰囲気が大好きなのですが、それをちょっとモダンかつカジュアルにした感じ。写真で見た瞬間、チェンチっぽい…!って嬉しくなったのでした。

 

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ランチコース(¥5,000)

¥3,500コース(メインが魚料理のみ)もあります。

旬の前菜

サラダアロマ

自家製フォカッチャ

パスタ

メイン・魚料理

メイン・肉料理

デザート

コーヒーor紅茶

 

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入り組んだ組み合わせのキラキラした前菜

上からフェンネルカラスミカニ、トマトのコンソメパルミジャーノのムース。

 

続いてのサラダアロマ。香り強めの葉っぱの下は、蒸してから薪火でグリルした根菜(甘くて美味しい)。

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ドレッシング、シーザーみたいに見えるのに全くの別物。一瞬「ブルーチーズ…?」って思ってしまう風味ながら、実はチーズは入っておらず発酵バターとヨーグルトだったはず。それをさらに発酵させていたんだっけ。(違ったらごめんなさいー)

 

そこに自家製のフォカッチャ(↓)を浸して食べても、美味しいのです。そもそもこのフォカッチャが美味しいから。程よい塩味、もっちもち、小麦の甘さ。

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パスタはちょっとエスニック、こういう変わり種も好きだなあ。パスタなんだけど塩焼きそばみたいなの。

 

そして続いての魚!!!

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これはめちゃくちゃ良い鰆だ…。

カキのブロード、西洋カブの葉、黒キャベツフェンネル、海苔…??

薪で焼かれた魚のあぶらが、ほろっと口の中でゆるむ。食感ふわふわ。普通に調理すると少し身がしまるでしょ?やはり薪火ってすごいのだ。

 

メインの肉は鴨。

ソースあり・なし2通りで登場しました。

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さっきの魚で感動を出し切ってしまった人。

 

驚いたのは、ここまでしっかり食べ切った後の胃の軽さ。

※くいしんぼうのくせに小食な私は、胃の声を聞きながら食べないと後から惨事になったりします。

鴨食べ切った時の胃の状態にもはや感動…お腹はいっぱいなのに、身体にすうっと馴染んでいく。身体が拒否する感じが全くしなくて。

素材が良いのか調理の丁寧さなのか。いや、両方かな。

 

ごはん追加

(これは、とくべつ。)

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牡蠣と白子がごろんごろん、魚介のうま味が溢れんばかりに

 

バースデー仕様のバスチー

と、コーヒー

 

バスクチーズケーキ」の割にはふわっしゅわっと空気を感じる。上のカラメルも焦げ控えめ。

爽やかな酸味と特有のねっとり感のバランス良く、もう十二分に満腹なのにぺろり。

思わず、おかわり!!って喉元まで出かけた。

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バースデー仕様にしてもらい、お祝いの言葉をいただき、嬉しかったです。

もう29歳(!)で、20代ラスト。

悔いなき一年にしていこうと。

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un falo 薪火レストラン

Google マップ

兵庫県芦屋市大桝町7-9

✆0797-62-7751

open 12:00~15:00(最終入店13:00・2部制), 18:00~22:00(最終入店20:30)

close 月曜日


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#繊細生活 -LINE着せ替えました-

LINEの着せ替え機能

スタンプなら購入したことがあるけれど、これには特に気に留めていなかった。

 

だって、別にデフォルトのデザインで困ることないじゃない?

わざわざお金払って変えなくても

・・・っていうのがこれまでの私の言い分。

 

でもよくよく考えたら、青い背景に緑の吹き出しって

実はとっても目がチカチカする。

ふとそれに気づいて「そうだ!LINE着せ替えよう!」と決めた。

 

それから2日後

わたしのLINEはピンクベージュと恐竜になりました。

 

決め手は下記のみっつ。

①色のコントラストが穏やか

②主張しすぎないけど見やすい字体

③ただただ恐竜モチーフが好き

 

中でもとりわけ気に入っているのは、パスコード入力画面。

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数字を入力したところがピンクに変わるのです。

上の画像は三文字入力した時

え、なにこれ可愛い。

どれくらい気に入ったかというと、

これまで一切使っていなかったLINEのパスコードロック機能、この恐竜を見たいがために設定したくらい。

 

使い始めてしばらく経ちますが、全然目がチカチカしない。

これはわざわざお金を払う意味ある。と思いました。

(ぜひお試しを…!)

 


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綺麗vs.美しい

わたしの憧れのうつわ(磁器)のひとつに山本長佐さんの九谷焼があって、先月、阪急うめだの催事にも出展されていたので覗いてみた。

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↑こちら。毎年開催のようなので行かれたことない方は来年ぜひー!

 

そこで、運良く長左さんご本人にお会いできましで♡そのうえお話しもできたのですが(めちゃくちゃ嬉し)、お師匠さんに「綺麗」の中の「美しい」を追求するよう教わったということを仰ってたのですね。

 

綺麗と美しい。

何気なく使っているけれど、確かに違うよなあ。そう思って、帰ってから調べてみた。

 

まずは

綺麗

1 色・形などが華やかな美しさをもっているさま。

2 姿・顔かたちが整っていて美しいさま。

3 声などが快く聞こえるさま。

4 よごれがなく清潔なさま。

5 肉体的な交渉がないさま。

6 乱れたところがないさま。

整然としているさま。

 

出典:デジタル大辞泉小学館

 

続いて

美しい

1 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。

人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。

2 妻子など、肉親をいとしく思うさま。また、小さなものを可憐に思うさま。

かわいい。いとしい。

愛すべきである。

3 りっぱである。見事だ。

 

出典:デジタル大辞泉小学館

 

おお!?と感じたところを太字にしてみた。

 

"(快く)感じられる"

"好ましく"

 

あれ、「美しい」ってもしかして、めちゃくちゃ自分の心の問題なんじゃないか。

だって「色・形・音などの調和がとれていて」も、「快く感じ」られなかったらあかんのでしょ…

 

 

ちなみに日本語センターのホームページでは「美しい」と「綺麗」の違いについて、こんなふうに書かれてある。

「きれい」は、清潔さや、整然さなどが優れている様を表す言葉。
つまり、「表面的美意識」の言葉です。
「美しい」は、あるものに対し、話者の「心が奪われる」状態を表す言葉。
つまり、「内面的美意識」の言葉です。

 

出典:「きれい」と「美しい」

※日本語センターとは日本の文化を「日本の言葉を通して理解してもらいたい」という思いから設立された機関です。

 

やはり「美しい」には「自身の心が奪われた」という感覚が欠かせないみたい。

 

確かに、①「とても綺麗な女性ですね」と

②「なんて美しいんだ、この女性は…」と

このふたつのセリフに挿絵をつけるとすると、かなり違うものが出来上がりそう。

②倒置法でめちゃくちゃに強調したせいもあるけれど「なんて綺麗なんだ…」とは言わないような気がするなあ。

②は心を奪われて呆然とした顔を思い浮かべませんか???

 

 

だとすれば、わたしにとって山本長佐さんの異邦人は「綺麗」であり、それ以上に「美しい」だな。

(ちなみに「美しい」の定義二つ目の「かわいい。いとしい。」も当てはまる。異邦人、可愛いのよー)

 

そう思うとこれまで

「美味しいものと綺麗なものが好き」

と自己紹介をしていたものを

「美味しいものと美しいものが好き」

こちらに改めてみようかな。

 

なんせ、心を奪われて心ふるわせる、そんなものに囲まれて生きたいもの。

 

そして…

もはや美し過ぎて直視できない(※高嶺の花になっちゃって、知れば知るほど欲しくなるから敢えて知らないようにしている状態)に陥っている現状を抜け出すべく。買える買えない抜きにして、買う気=本気で長左氏の作品に触れてみようと思う。