カタヨリガチ

心地よさを味わうのだ

⚐重亭(難波, 大阪) 「和洋食」とはこのことを言うんだ!

私たちの中で突如として訪れた洋食熱。
たぶん夜中にハンバーグを検索しまくったせいだ。

前後の移動の都合が良いからって理由で、難波にある重亭を選んだけど、それが、良かった。

ポタージュスープ (¥400)

じゃがいものポタージュかな、イメージは、フレンチビストロとかででてくるビシソワーズだった。のむ前は。

一口目でびっくり。
なんと優しい味!!!

とろみがしっかりついてて、牛乳の味もじゃがいもの味もそんなにしないなあ。塩味も控えめ(そういえば、味薄いってレビューを見た)。
でも、それが良い。安心するのかな。

ライス (¥150)

チキンチャップ (¥1,230)


ポークチャップと迷って(私はなるべく豚肉を避けたい)、今回はチキンにした。

ナポリタンと千切りキャベツ付き。
チキンは胸肉、脂のジューシーさは確かにないけれど、ふっくら。
胸肉苦手な人でもいけるか…は不明(胸肉ささみ大好き人間)。でも胸肉好きなら是非。

ミンチエッグ (¥1,230)

これが食べたかった。ハンバーグ!

おおお、この照り。この艶。

ミンチエッグって、たぶんハンバーグステーキ+目玉焼き。
グラムは普通のハンバーグステーキといっしょかな?だったら180グラム

(公式HPでは200gと記載有。でもメニュー表によると1.5倍が270gなので)


合挽き肉が絶妙に肉肉しくなくて、ジューシー!
ナイフ入れた時の肉汁、これは絶対テンション上がる。食欲も増す。

そしてこのソース、思ってたのと違う!
洋食屋さんのハンバーグソースって、濃ゆーいイメージだったのだけど、なんだかあっさりしてるのだ。

自家製ケチャップソースと創業当時からつぎ足して使っている特製デミグラスソースを絡めた照り焼き醤油風味で日本人好みのご飯によく合う味付け。

公式HPに、こう書いてた。なるほどね!

ソースの味の勢いで食べ進む感じじゃなくって、ちゃんとお肉を味わいながら食べられる。

このハンバーグにすっかり魅せられて、絶対また行こうねって言いながら帰ったのでした。


(次はミックスフライかポークチャップかハイシビーフがいいかなあと言いながら)



2019年6月23日
機を見て再訪
日曜日の昼過ぎ、ラストオーダーの時間が迫る14時前…2、3組ほど並んでた。
たぶんお昼時にはもっと並んでたんだろう。

⃟ポタージュスープ(¥400)

やっぱり飲みたくなるこのポタージュ。

(今度はスマホの影が入ってないぞ)

このとろみは一体なんだろうか…。じゃがいも澱粉???片栗粉???
なんか、そういう感じのする滑らさかさ。
優しさがクセになるの。


⃟1.5倍ハンバーグステーキ(¥1,770)

メニューを眺めていたら色々目移りするけど、結局のところこれが食べたい。オムライスがあるから、今度は目玉焼きなしバージョンにした。

肉汁気をつけてね、って言われて出されるハンバーグ、1.5倍だとやっぱり大きいな。

入刀!!

じゅわっ…!!!

あれ、前のミンチエッグと味違う???今日のほうがもっと美味しいような。

そういえば、ハンバーグは大きいほうが美味しいんだっけ。ハンバーグだけじゃなくてお肉って塊の方がジューシーに焼ける、よね(?)。火の通りの微妙な違いかなあ。

⃟オムライス(¥820)

ケチャップではないソースと、薄味のチキンライス。しっかり巻かれた薄焼き玉子。ごはん食べてると時々、まあまあなサイズ感の牛肉に出会います。
これって正統派?正統派じゃない??


そう、全体的に薄味なのだ。
外で食べるごはんって味が濃い目で疲れてしまうことがあるけど、重亭のごはんはそういうのが全くない。

だからといって、家で真似できるかというと、そうでもない気がする(←それは私が料理苦手だからって理由だけではないはず…)。


おうちではできない、おうちの味。


小さい頃に、おばあちゃんのごはんはお母さんが普段つくるのとは違っててそれが美味しく感じて、おばあちゃんの家でごはんを食べるってことにロマンを見出してた、そんなのと同じ気持ち。


(そして、あれ、次はフライとか何とかを食べようって言いながら帰ったのにな。ハンバーグに取り憑かれてしまっているみたい。)

http://www.jyutei.com/

重亭
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