どれもこれもひつじ⚐羊香味房(神田, 東京)
dancyuの羊特集「羊好き。」(2018年6月号☞dancyu2018年6月号 | PRESIDENT STORE (プレジデントストア))と、孤独のグルメで知った羊だらけの中華料理屋さん。
羊香味房
(ヤンシャンアジボウ)
羊好きとしてはどうしても行きたくて、半年前に東京に来たとき念願の初訪問。というか、私に至ってはここに来る為に半ば無理やり出張に便乗した。
今回は二度目まして。
新宿からタクシーで行くと妙に遠かったけれど、JR御徒町からだと一瞬で着く。
ちなみに東京⇆御徒町って、なんと2分
↑
通し営業なので5時から入ると二軒目でちょこっと呑んでも21時前の新幹線に間に合う近さは便利。
⚠︎土曜日だから?予約したら2時間制でした。
メニューは、
それと黒板の。
野菜系以外は見事に全て羊。
点心も羊。
まさに全羊席…羊肉好きとしてはどこから攻めるべきか迷うところ、二度目なので好きなものと気になるのもを厳選して。
⃟茹で野菜の田舎醤で食菜 (¥600)
これ頼むのは多分、田舎醤が美味しいから。
味噌ダレのようなんだけど、甘みはあんまりなくてちょっとクセがあるのが美味しい。鍋のつけだれにしたい。
野菜は一度冷凍したものって前回来た時教わった。切り干し大根のようなもきゅっとした食感。
⃟ジャガイモとセロリの炒めもの (¥800)
私はセロリを克服しつつあるようだ。
(まだおいしさはわからない)
そして羊の点心、今回選んだのはこのふたつ。
⃟ラム肉入り焼き餃子 (¥500)
と、
⃟ラム肉焼売 (¥600)
どちらも、想像以上に羊の癖が強い。苦手な人は食べれないんじゃないかなあ。逆に羊好きなら堪らないと思う。
私はこの焼売が超お気に入り(むわっとくる羊の風味が焼売の皮に閉じ込められていて、かじった瞬間溢れる幸せ)。
串頼むのでそれに合わせて
⃟薬味 (¥50)
全種類注文した前回(冒頭の写真)の経験をもとに、ふたつ。
落花生と発酵唐辛子(上)ときのこの醤(下)
きのこは白ごはんにも佃煮感覚で合うような味。落花生の方はカラスミみたいなしょっぱさと風味が増すから後で出てくる炒飯にかけると美味しかった。
⃟ラム串五本セット (¥1,000)
手前から、
- ラムショルダー
- ラムショルダー・キノコ
- ラムレバー網油包み
- ラムランプ・長芋
- ラムネック
いろんな部位が味わえるのって面白い。
レバーがいちばん羊らしさが控えめで、鶏レバーに近いあっさり加減。羊は脂に独特の風味があるから、ちょっと脂多めのほうが羊の味を楽しめるのかな。
⃟酸湯スペアリブ (¥1,100)
これね、美味しいけど辛い!!!
青い唐辛子がなかなかの量入っていて、だんだん唇がピリピリしてくる。でも酸味が効いているスープ、美味しい。
クミンか山椒か胡椒か、味付けが選べる
⃟ラム肉炒め (¥1,000)
前回クミン炒め食べたらその後全身クミン臭だったので、今度は山椒にした。3時間後に乗る新幹線で551の豚まん状態になりたくなかったし。
クミンよりもちょびっと爽やかな山椒が、私の好み。そして、炒め、と言いつつほぼから揚げのようになった羊がやめられない止まらない。
この料理がそうなのか、偶然なのかはわからないけれど、羊は脂身が多め。
⃟羊香炒飯 (¥900)
羊の味はあまりしないけど美味しいパラパラの炒飯。私はパクチーを避けて。
⃟自家製剁椒チョップの炭火焼 (¥600/1本)
これ、調理に結構時間がかかるみたい。オーダー通ってなかったのか、まあいいや…って頃にひょっこりと。
剁椒(ドゥオジャオ)とは刻み唐辛子で作るタレのこと。ちょっと酸味があって辛さはそこまで強くない。アイスランド産のラムチョップは、ラム肉炒めとは対照的に赤身が主でしっとり繊細な味がした。
ちなみに飲み物はワインを。ボトルは冷蔵庫から自分で選んで持ってくるシステムで、ワイングラスじゃなくガラスのコップで飲みます。この日は軽ーいソーヴィニョンブラン。
東京に来たらまた来ちゃうと思う。
でもここの系列店
味房(神田)
老酒舗(御徒町)
味房鉄鍋荘(湯島)
も、気になっている。特に老酒舗。なんと朝ごはんも食べられるらしい。
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⚐羊香味房
東京都台東区上野3-12-6
03-6803-0168
open 平日 11:30~22:30 (LO) / 土日祝 13:00~22:30 (LO)
close なし
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𖠌ほぼ日更新中𖠌
𖠌現在のくいしんぼう度𖠌